法人カード申請時に印鑑証明書は必要?

きっと、法人カードの申請時に印鑑証明書を準備する必要があるのか、気になる方もいることでしょう。
結論を言うと、法人カードの発行において、印鑑証明書は絶対に必要という訳ではありません。
この書類は、あくまでも登記簿謄本を提出できないときの代わりの書類です。
法人カードの申請時は、印鑑証明書ではなく、登記簿謄本を提出するのが一般的。
これは、印鑑証明書だけだと、法人カードの審査を正しく行えないからです。
今回は、そんな印鑑証明書が法人カードの申請に不必要な理由を解説。
法人カードの申し込みでは、なぜ登記簿謄本を提出する方が良いのか詳しくお伝えします。
法人カードの申請前に必要書類を確認しておきたいという方は、ぜひ最後まで見てみてください!
提出するのは登記簿謄本がおすすめ!その理由は?

印鑑証明書とは、特定の自治体で登録した印鑑が本人のものであることを証明する書類のことです。
「氏名」・「生年月日」・「性別」・「住所」などの個人情報と併せて、登録した印鑑の「印影」が記載されています。
この印鑑証明書ですが、法人カードを申し込む際に必要書類として提出するのは、あまりおすすめできません。
というのも、印鑑証明書には、事業に関する情報が全く記載されていないからです。
仮に、印鑑証明書を提出した場合、法人カードの発行会社は事業の経営状況を把握できません。
なので、法人カードの申請時に印鑑証明書を提出すると、「事業報告書」や「定款」といった書類の提出を発行会社に求められることがあります。
そうなると、印鑑証明書に加え、発行会社に提出する書類はどんどん増える一方。
手間はもちろんのこと、発行手数料や送料など、余計な出費が重なってしまいます。
しかし、法人カードを申し込む際に登記簿謄本を提出すれば、こういった手間を掛ける必要はありません。
そのため、法人カードの申請時は、印鑑証明書ではなく、登記簿謄本を提出する方が良いでしょう。
印鑑証明書を必要書類として提出する場合

当然ながら、法人カードの申請時に必要書類として印鑑証明書を提出するなら、前もって取得しておかなければいけません。
印鑑証明書の大まかな取得手順は、以下の通りです。
- 「印鑑カード」を取得する
- 印鑑証明書を取得する
まずは、「印鑑カード」を取得しましょう。
印鑑カードの取得方法は、管轄の法務局にて「印鑑カード交付申請書」を提出するだけ。
早ければ5分~10分程度で発行されるので、すぐ受け取れることでしょう。
後は、取得した印鑑カードとともに、「印鑑登録証明書交付申請書」を法務局の窓口に提出すれば、印鑑証明書を発行可能です。
他の必要書類について

法人カードの申請時には、印鑑証明書 or 登記簿謄本に加え、他にも提出しなければならない必要書類があります。
他に準備しておくべき必要書類は、以下にまとめています。
法人確認書類 | ・印鑑証明書 ・登記簿謄本など |
---|---|
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・住民票の写しなど |
法人の場合は、法人カードの申請時に法人確認書類の提出を求められることがあります。
この法人確認書類として使えるのが、印鑑証明書や登記簿謄本です。
そして、法人確認書類とは別に、法人代表者自身の本人確認書類も必要。
とはいえ、本人確認書類として提出すべきなのは、「運転免許証」や「パスポート」などのコピーいずれか1点だけです。
なので、法人確認書類の用意さえ済めば、必要書類の準備に手間取ることはないでしょう。
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以上、法人カードの申請において、印鑑証明書が必要ない理由でした!
法人カードの発行をスムーズに進めたいなら、登記簿謄本を提出するようにしましょう。
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