法人カードで発行可能なプライオリティパスについて解説!

プラチナランクの法人カードには、一級品のサービスが数多く付帯しています。
付帯するサービスの中でも、法人カードの「プライオリティパス無料発行サービス」は非常に優秀!
空港での待ち時間をより快適なものにしてくれることから、プラチナランクの法人カード所持者から大変人気です。
ただ、法人カードで発行できるプライオリティパスについて、わからない方もいるのではないでしょうか?
法人カードで発行可能なプライオリティパスとは、世界中にある高級空港ラウンジの入室許可証のようなもの。
本来であれば、非常に高額な年会費を支払うことによって、プライオリティパスを手に入れることができます。
しかし、法人カードの中には、このプライオリティパスを無料で発行できるものも存在します!
そういった法人カードを所持すれば、より快適な出張を実現できることは間違いないでしょう。
そこで今回は、法人カードで発行可能なプライオリティパスについて解説。
一体どういったことができるのか、またプライオリティパスで利用できる空港ラウンジがどれ程優れているのか紹介します。
加えて、プライオリティパスの無料発行サービスが付帯したおすすめの法人カードも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
プライオリティパスとは?利用できるサービスは?

きっと、法人カードで発行したプライオリティパスでは、一体どういったことができるのか気になる方もいることでしょう。
プライオリティパスとは、世界1,300ヶ所以上にある高級空港ラウンジを利用できるようになる通行許可証のようなもの。
プライオリティパスで利用できる空港ラウンジでは、非常に様々なサービスを提供しています。
高級空港ラウンジで提供しているサービスは、基本的に以下の通りです。
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◆WiFi・インターネット 快適なネット環境を提供。搭乗までの待ち時間でガッツリ仕事に打ち込むことができます。 |
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◆充電機器の貸し出し スマホなどをメインに、充電器の貸し出しを行っています。 |
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◆ドリンクサービス ソフトドリンクはもちろんのこと、アルコール類の提供もしています。(※) |
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◆お食事サービス 軽食を始め、ビュッフェスタイルの食事も堪能できます。(※) |
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◆シャワールーム 空港ラウンジによっては、シャワールームを利用することもできます。 |
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◆書籍 新聞や雑誌などの貸し出しサービス。 |
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◆会議室の貸し出し 空港ラウンジによっては、会議室のレンタルサービスを提供しているところもあります。 |
(※ 空港ラウンジによっては、利用することができません)
プライオリティパスで利用できる空港ラウンジでは、基本的に上記のようなサービスを受けることが可能です。
特に、忙しいビジネスマンの中には、搭乗までの待ち時間で仕事を進めたいという方もいると思います。
そんな方にとって、法人カードで発行できるプライオリティパスは最適。
利用できる空港ラウンジでは、快適なネット環境を提供しているので、集中して仕事に打ち込めることでしょう。
また、搭乗までの待ち時間をゆったりとしたリラックスタイムに充てたいという方にも、プライオリティパスはおすすめです。
プライオリティパスで利用可能な空港ラウンジでは、アルコール類を始めとする様々なフリードリンクを提供。
ふかふかのソファーでくつろぎながら、ビュッフェスタイルの食事も堪能できるため、待ち時間を快適に過ごせることは間違いないでしょう!
3つのランクによって異なるサービスと年会費

実は、法人カードで発行できるプライオリティパスには、全部で3つのランクがあります。
プライオリティパスの性能は、ランクによって様々。
性能だけでなく、掛かる年会費もランクごとに異なります。
以下の表にて、プライオリティパスのランクで違う性能や年会費をまとめています。
ランク | 年会費 | 内容 |
---|---|---|
スタンダード | US$99 = 約10,000円 | ◆会員:空港ラウンジを利用する度に$32(約3,500円)の入場料が必要 ◆同伴者:空港ラウンジを利用する度に$32の入場料が必要 |
スタンダード・プラス | US$299 = 約32,000円 | ◆会員:空港ラウンジを10回無料で利用することが可能。11回目以降は$32の入場料が必要 ◆同伴者:空港ラウンジを利用する度に$32の入場料が必要 |
プレステージ | US$429 = 約46,000円 | ◆会員:何回でも無料で空港ラウンジを利用可能 ◆同伴者:空港ラウンジを利用する度に$32の入場料が必要 |
プラチナランクの法人カードで発行できるプライオリティパスは、基本的に最高ランクの「プレステージ」。
そのため、空港ラウンジを利用する際に入場料を支払ったり、無料で利用できる回数を気にしたりする必要がありません。
ちなみに、プラチナランクの法人カードによっては、プレステージランクのプライオリティパスより安い年会費で所持できるものもあります。
法人カードの中には、たった20,000円の年会費で最高ランクのプライオリティパスを無料で発行できるものも存在。
法人カードの年会費だけで約46,000円もの費用が必要なプライオリティパスを無料で作成できるので、非常にお得です!
一般的な空港ラウンジとの違いとは

ゴールド法人カードの中には、空港ラウンジが利用できるものもあります。
このゴールド法人カードで利用できる空港ラウンジと、プライオリティパスで利用できる空港ラウンジには、一体どういった違いがあるのでしょうか?
その違いは、大きく分けて5つとなります。
- 良質なサービスを数多く利用できる
- 人が少ない空間でくつろげる
- 多くの場所が対象となっている
- 搭乗時間の直前まで待っていられる
- 同伴者は特別料金になる
良質なサービスを数多く利用できる

ゴールド法人カードで利用できる空港ラウンジに対し、プライオリティパスで利用できる空港ラウンジでは、サービスの質や種類が大きく異なります。
ゴールド法人カードの空港ラウンジでは、ある程度の飲み物は無料で利用可能。
しかし、アルコール飲料や軽食に関しては、有料としている空港ラウンジがほとんどです。
その他、フリーWi-Fiや充電コンセント、雑誌や新聞も利用できる対象。
こういったものを、ソファや椅子などで利用できるようになっています。
対して、プライオリティパスの空港ラウンジは、これらは当然利用可能です。
それでいて、さらなるサービスが付け加えられます。
プライオリティパスの空港ラウンジは、フリードリンクに加え、アルコールを頼めたりお菓子を食べられたり。
さらには、シャワールームや会議室を借りられたりと、サービスが非常に充実しています。
人が少ない空間でくつろげる

ゴールド法人カードで利用できる空港ラウンジは、比較的多くの方が利用します。
これは、ゴールド法人カードで利用する方はもちろん、安い手数料を支払って利用する方もいるからです。
その反面、プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは、一時的な利用にはかなりの入場費用が必要。
ヘビーユーザーでいても、年会費を支払えるような方は限定されます。
なので、ゴールド法人カードの空港ラウンジと違い、人混みを避けやすいでしょう。
電話の話声やPCの画面などを見られるリスクが少ないので、安全面でも嬉しいメリットと言えます。
多くの場所が対象となっている

ほとんどのゴールド法人カードは、利用できる空港ラウンジが約30ヶ所。
国内約30ヶ所に加え、海外1ヶ所(ハワイや韓国)となっている法人カードが多いです。
しかし、プライオリティパスの空港ラウンジは、世界1,300ヶ所以上が対象。
国内はもちろん、海外でも利用しやすい点は、非常に魅力的と言えるでしょう。
ちなみに、法人カードであってもプライオリティパスであっても、出張時と共に旅行時も利用できます。
それを考慮すると、出張が少ない方でも、プライオリティパスのような利用可能数の方が良いです。
したがって、様々な場面での利便性を考え、プライオリティパスを利用できる法人カードの方が優秀だと思います。
搭乗時間の直前まで待っていられる

ゴールド法人カードの空港ラウンジと、プライオリティパスの空港ラウンジでは、あまり知られていない違いがあります。
それが、利用できる空港ラウンジが位置している場所です。
ゴールド法人カードで利用可能な空港ラウンジの場合、基本的には保安検査場の前に位置していることがほとんど。
そのため、搭乗時間のギリギリまで空港ラウンジに滞在するといったことはできません。
一方、プライオリティパスで利用できる空港ラウンジの場合、ほとんどが保安検査場の後に設置されています。
保安検査場の後に設置されているということは、搭乗時間の数十分前まで空港ラウンジでくつろげるということ。
より多くの時間を快適な空間で過ごせるため、プライオリティパスで利用可能な空港ラウンジの方が優れていると言えます。
同伴者は特別料金になる

プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは、同伴者がその場で利用を決めると、高額な料金を支払わなくてはいけません。
ですが、あなたがプライオリティパスを法人カードで発行していれば、その料金が安くなります。
プライオリティパスは、最も安い年会費でも約10,000円。
それに加入していても、1度の利用に追加で約3,500円を支払うことになります。
ですが、プライオリティパスを持つ方の同伴者となれば、約3,200円の支払いのみ。
年会費なども発生しないので、プライオリティパス所持者の同伴者であることはとてもお得です!
プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは、ゴールド法人カードで利用できるものとは大きな違いがあります。
なので、旅行をする際に同伴者がいれば、共に利用してみてはいかがでしょうか?
法人カードでプライオリティパスを発行する手順

プライオリティパスを無料発行できる法人カードを選ぶなら、知っておくべきことがあります。
それが、法人カードでプライオリティパスを発行する手順です!
法人カードでプライオリティパスを発行するには、以下のような手順になることが多くなっています。
- 法人カードのサポートデスクへ連絡する
- 口頭にて本人確認などの手続きを行う
- 送られてきたプライオリティパスを受け取る
上記の通り、法人カードでプライオリティパスを発行することは非常に簡単!
手続きの時間だけで言えば、15分も経たないと思います。
ほとんどの法人カードでは、プライオリティパスを受け取るまでの期間が約1週間。
ただし、法人カードによっては、それよりも長くなるかもしれません。
最高ランクが発行可能!法人カード8枚を一覧表で紹介

ここからは、プライオリティパスが無料で発行できる法人カードを一覧表で紹介します。
法人カード名 | セゾンプラチナ・ビジネスカード | JCBプラチナ法人カード | JCB CARD Bizプラチナ | 三井住友プラチナforOwners | 三井住友ビジネスプラチナカード | アメックス・ビジネスプラチナ | MUFGプラチナ・ビジネスアメックス | 楽天ビジネスカード(*注1) |
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券面 |
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プライオリティパス のランク |
プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ |
国際ブランド | AMEX | JCB | JCB | VISA / Mastercard | VISA / Mastercard | AMEX | AMEX | VISA |
年会費 | 税込22,000円 | 税込33,000円 | 税込33,000円 | 税込55,000円 | 税込55,000円 | 130,000円 | 税込22,000円 | 税込13,200円(*注2) |
旅行傷害保険 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 |
海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
海外:最高5,000万円 国内:最高5,000万円 |
(*注1:厳密には楽天ビジネスカードではなく、楽天プレミアムカードに付帯します)
(*注2:楽天ビジネスカードの税込2,200円の年会費と、楽天プレミアムカードの年会費10,000円を合計した金額です)
上記表の通り、紹介している全ての法人カードは、プレステージランクのプライオリティパスを発行できます。
回数制限なくVIP空港ラウンジを無料で利用できるので、出張の度に快適な待ち時間を過ごせることは間違いないでしょう。
また、年会費の項目を比較してみると、「楽天ビジネスカード」が群を抜いて安いことがわかります。
たった税込13,200円という年会費でプライオリティパスを無料で発行できるため、コスパを考えると楽天ビジネスカードの導入がおすすめです。
ただ、楽天ビジネスカードの発行には、大きな注意点があります。
それが、楽天ビジネスカードを導入するためには、「楽天プレミアムカード」という個人向けクレジットカードを発行する必要があるという点です。
法人向け・個人向けカードを1枚ずつ発行しなければいけないということは、それだけ手間が増えるということ。
さらに、審査にも2回通過しなければいけないため、所持までのハードルが低いとは言えません。
コスパ面で言えば優秀ですが、手間を考えるとおすすめの法人カードとは言えないでしょう。
そして、旅行傷害保険の項目を比較したところ、JCBと三井住友が発行する法人カードには、国内外で最高1億円もの補償が付帯しています。
国内外で最高1億円もの補償が受けられれば、出張時の安心感は違うはずです。
なので、旅行傷害保険の充実度で選ぶなら、JCB・三井住友が発行するプラチナ法人カードの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
最高ランクが無料で発行可能!出張が多い方に最適な1枚

今回、プライオリティパスが発行できるおすすめの法人カードとして紹介するのが、「セゾンプラチナ・ビジネスカード」です!
この法人カードで発行できるプライオリティパスは、最高ランクに当たる「プレステージ」。
VIP空港ラウンジを何回でも無料で利用することができるため、出張の度に重宝することは間違いないでしょう。
例えば、特に海外出張で飛行機を利用する際、搭乗時刻に遅れるのを恐れ、数時間も早く空港に着いてしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか?
そんな時、混雑する空港内のカフェや硬いソファーで搭乗までの時間を過ごすのは、とても大変だと思います。
しかし、この法人カードがあれば、早めに空港に着いてしまっても安心!
プライオリティパスのおかげで、高級な空港ラウンジにて快適な待ち時間を過ごせるため、ストレスが溜まるようなことは決してないでしょう。
そんなセゾンプラチナ・ビジネスカードが持つ魅力は、プライオリティパスの無料発行サービスだけではありません。
この法人カードは、なんと業界最高峰のマイル還元率を実現することができます!
セゾンプラチナ・ビジネスカードで実現できるJALマイル還元率は、驚異の最大1.125%。
他の法人カードと比較して、驚くほどJALマイルが貯めやすいため、出張費の削減が簡単に図れるはずです!
その他にも、充実した旅行傷害保険を備えていたり、コンシェルジュサービスを付帯していたりと、トップクラスの性能を持つセゾンプラチナ・ビジネスカード。
プラチナランクの中では最安値の20,000円という年会費で所持できるので、ぜひこの法人カードの導入を検討してみてください!
プラチナランクのおすすめはこちら!

今回は、法人カードに付帯するプライオリティパスについて紹介しました。
基本的にプライオリティパスは、プラチナランクの法人カードに付帯するので覚えておきましょう。
そこで、プラチナランクの法人カードをもっと見てみたいという方もいるのではないでしょうか?
もし、そんな方がいたら、当サイトの「プラチナ法人カードランキング」を参考にしてみてください!
プラチナ法人カードランキングでは、数あるプラチナ法人カードの中から3枚を厳選して紹介。
どの法人カードにもプライオリティパスの無料発行サービスが付帯しているので、チェックしてみることをおすすめします。
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