クレジットカードの注意点や失敗談を紹介!
クレジットカードを扱うときの「注意点」や「失敗談」を紹介します!
ポイント還元など、何かとメリットの多いクレジットカード。
しかし、メリットが多い反面、利用時に気をつけたい注意点もいくつかあります。
今回は、そんなクレジットカード利用における以下の4場面での注意点を解説します。
- クレジットカードの申請時
- クレジットカードが手元に届いたとき
- クレジットカードを利用するとき
- クレジットカードを海外で利用するとき
上記に加え、最後には利用者が語るリアルな体験談 (失敗談) も紹介。
これから作る方など、自らが体験や失敗をしないよう最後までご覧ください。
クレジットカードの申請時における注意点
クレジットカードには、申請前から気を付けなければいけない注意点が存在。
その注意点を知らないと、あなたに合うクレジットカードが手に入らないかもしれません。
そこで、ここではクレジットカードを申請する前の注意点を紹介します!
その1:審査の難易度はランクによって異なる
1つ目の注意点は「ランクによる審査難易度」です。
クレジットカードを作るときは、必ず審査を受けなければなりません。
その審査の難易度ですが、ランクの高いクレジットカードほど難しい傾向にあります。
難易度 | ランク |
---|---|
低 | 一般ランク (クラシックランク) |
普 | ゴールドランク |
難 | プラチナランク |
これからクレジットカードを申し込む方も居ることでしょう。
その場合、一般ランクもしくは申請条件を確認したうえでゴールドランクの2択がおすすめです。
一部のゴールドランクとプラチナランクのクレジットカードは、過去の個人信用履歴を重視する傾向にあるため、初めてだと落ちやすい傾向にあります。
ランクによる審査難易度を理解し、この注意点を踏まないように気を付けましょう!
こちらはインビテーション (招待制) となっており、申込みによる作成はできません。
その2:同時に複数枚の申し込みをすべきではない
2つ目の注意点は「何枚も申し込んではいけない」です。
クレジットカードを色々と調べると、性能の違いで何枚も欲しくなる方がいます。
しかし、同時に複数枚の申請をすると審査が通りにくいので注意しましょう。
これは、貸し倒れのリスクが高いと判断されるため。
たくさんのクレジットカードを作るということは、発行会社からすると警戒すべき申請者として認識され、審査に落ちやすくなります。
「年収・クレヒス・職歴」などによっては、審査に通ることもあるでしょう。
しかし、落ちやすい確率が高いことも事実なので、なるべくは1枚ずつ申し込むことをおすすめします。
その3:どこの国際ブランドを選ぶべきか
3つ目の注意点は「国際ブランド」です。
国際ブランドとは、簡単にいうと券面右下に描かれたマークのこと。
日本で主流なのは以下の5つで、どれを選ぶかでクレジットカードの利便性が変わるため注意が必要です。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
おすすめなのは「VISA」と「Mastercard」の2つ。
海外利用にも適した国際ブランドなので、このクレジットカードを1枚は持っておくべです。
他のブランドも使えないことはないですが、挙げた2つに比べると利用できる店舗数が落ちるので注意しましょう。
クレジットカードが手元に届いたときの注意点
続いては「クレジットカードが手元に届いたとき」の注意点です。
クレジットカードというのは、手元に届いたときに行わないといけないことがあります。
それを怠ると、クレジットカードを使えないこともあるので、注意しなくてはいけません。
ここでは、そんな届いたときの注意点を2つ紹介します。
その1:裏面にある署名欄にサインする
クレジットカードの裏面には、署名欄があります。
この署名欄に、あなたのサインを必ず書き込みましょう。
というのも、クレジットカードを使うときは、この署名欄に名義人のサインがないと利用できない決まりになっているからです。
また、仮にクレジットカードを不正利用されたとき、サインのないクレジットカードは補償を受けられません。
デメリットしかないので、クレジットカードが届いたら署名をするよう注意しましょう。
詳しくは「クレジットカードの署名欄には何を書けば良いの?」をご覧ください。
その2:クレジットカード情報を他人に漏らさない
2つ目の注意点は「クレジットカード情報を他人に漏らさない」です。
これは、手元に届いて以降はずっと気をつけるべき注意点なので、覚えておきましょう。
なぜ漏らしてはいけないかと言えば、クレジットカード情報さえ知ることができれば、カード本体がなくても決済できてしまうからです。
クレジットカード情報を他人に教えたり、クレジットカードを他人に貸したりして不正利用に遭った場合、その被害は補償されません。
そのため、あなたの家族・恋人・友人であっても教えるのはNG。
あなた名義のクレジットカードは、あなただけが使うよう注意してください!
クレジットカードを利用するときの注意点
続いては「クレジットカードを利用するとき」の注意点です。
クレジットカードを発行すると、その後は何年も持つことになるでしょう。
そんな何年も持つクレジットカードだからこそ、その間の注意点も知っておくべきです。
ここでは、特に気を付けるべき3つの注意点を紹介するので、ご覧ください!
その1:返済日を厳守する
クレジットカードを利用するうえで、絶対に注意すべきは「返済の厳守」です。
返済日を守れない場合、あなたの信用情報に傷が付きます。
傷が付くと、クレジットカードが解約されたり、ローンを組めなくなったりするので注意。
多方面にて損失を出すことになるので、必ず返済日を守るように注意しましょう!
ちなみに、クレジットカードにより返済日は異なります。
あなたのクレジットカードはいつなのか確認し、前日には入金を済ませておきましょう。
その2:利用明細書の内容を必ず確認する
クレジットカードを利用するうえで「利用明細書」にも注意しましょう。
なぜなら、注意しないとクレジットカードの不正利用に気づけないからです。
どのクレジットカードにも、基本的に不正利用の補償があります。
しかし、その補償には受けられる期間が決まっており、早期発見できないと受けられません。
そのため、毎月送られてくる利用明細書は、注意して確認するようにしましょう!
クレジットカードを利用停止にしてくれる他、再発行の手続きも進めてくれます!
その3:決済時のサインは裏面の署名欄と同じものにする
クレジットカードを使用するとき、サインを求められることがあります。
このサインは、クレジットカードの裏面にある署名欄と同じものを書きましょう。
サインは、署名欄のものと同じでないと決済できません。
そのため、署名欄に「山田太郎」と書いてあれば、どこのお店・どこの国でも「山田太郎」と書かないといけないので注意しましょう。
クレジットカードを海外で利用するときの注意点
海外に行く方なら、外国でクレジットカードを使うこともあるでしょう。
そんな海外でのクレジットカード利用における注意点もあるので、ご覧ください!
その1:「VISA」か「Mastercard」のものを持っていく
海外では「国際ブランド」に注意しましょう!
というのも、海外では主流となる国際ブランドが異なります。
例えば、日本では「JCB」が基本的にどこでも使えますが、海外では使えないこともあるので注意。
各国に合う国際ブランドがあるので、日本を出国する前に必ず確認するよう注意しましょう!
どちらかのクレジットカードを必ず1枚は持っておきましょう!
その2:決済方法は「一括払い」のみである
海外では「決済方法」にも注意すべきです。
クレジットカードには「一括・分割・リボ」など複数の決済方法があります。
しかし、海外でクレジットカードを使うとき、基本的に選べるのは「一括払い」のみなので注意。
「分割払い」や「リボ払い」は、そもそも海外に存在しないので注意しましょう。
その3:旅行保険の適用条件を確認しておく
クレジットカードには、海外旅行保険を備えているものがあります。
海外旅行のとき、この保険を頼りにしている方も居るのではないでしょうか?
この旅行保険ですが、必ず「適用条件」を確認しましょう。
適用条件とは、クレジットカードの保険を利用するための条件のこと。
条件は「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、それぞれの違いは以下の通りです。
自動付帯 | 特に条件なく保険を利用できるクレジットカード。 |
---|---|
利用付帯 | 渡航費など、発行会社が定めるものに対しクレジットカードで支払われている場合、保険を利用できるクレジットカード。 |
利用付帯のクレジットカードは、保険を受けるための準備があります。
どちらの提供条件なのか、出国前の確認を必ずするよう注意してください!
クレジットカード利用者が体験した失敗談
いくら注意点を意識していても、失敗談は付きもの。
ここでは、そんなクレジットカードの利用者が体験した失敗談を紹介します。
注意しないと危ない失敗をすることもあるので、参考にしてみてください!
失敗談1:リボ払いの返済が終わらない
「リボ払いには注意」という話を、他者の失敗談から耳にすることもあるでしょう。
しかし「なぜ注意すべきなのか」までは、理解できていないのではないでしょうか?
リボ払いで注意すべきなのは、ご存じの通り「手数料」にあります。
そもそもリボ払いとは、毎月の返済が予め指定した金額のみになる返済 (決済) 方法のことです。
例えば、指定金額が1万円の場合、10万円の買い物をしても返済日に返すのは1万円のみ。
残りの9万円は翌々月に1万円の返済…といったように、全ての返済が終わるまで続く訳です。
リボ払いに注意しないといけないのは、このときの返済に手数料が加わること。
そして、手数料の金額によっては元本が減っていないケースがあることです。
リボ払いの危険性は、金融庁で注意を呼び掛けるほどのもの。
利用する場合、手数料の仕組みを理解したうえでシミュレーションを試してからにしましょう。
失敗談2:磁気不良を起こしてしまう
クレジットカードは、磁気に弱い代物です。
磁気ストライプやICチップが使われているので、近づけないようにしましょう。
磁気による故障は、外見では気付かないケースがほとんど。
店頭でクレジットカードを使えないとき、大抵はこちらに問題があるので、磁気不良を疑ってみてください。
もし磁気不良だと思う場合、クレジットカードの再発行をおすすめします!
失敗談3:SNSにアップしてしまう
ごく稀に、クレジットカードを作れたことが嬉しくて、SNSに写真を投稿する人がいます。
クレジットカードというのは、券面の情報があれば利用できてしまうツールです。
当然ながら、SNSにアップすると不正利用される恐れがあるので、絶対に注意しましょう!
仮に悪用された場合、このケースでは補償を受けられません。
クレジットカードを手に入れても、どこにも情報を漏らさないよう注意してください。
クレジットカードは正しく使えば便利なツール!
上述した通り、クレジットカードには注意すべきことがたくさんあります。
特に「リボ払い」と「SNS投稿」は本当に危険なので、クレジットカードを使う方は注意してください。
たくさんの注意点を挙げましたが、正しく使うならクレジットカードは便利なツールです。
決済が便利になるだけでなく、色々なサービスを備えているので、あなたの生活がより快適になるでしょう!
そんなクレジットカードですが、個々で性能やサービスに違いがあります。
おすすめのクレジットカードを知りたい方は、ぜひ以下を参考にしてみてください!