SuicaとPASMOを備えたクレジットカードはどちらが良いか徹底比較
全国の電車やバスで利用できる「Suica」と「PASMO」。
どちらのICカードもクレジットカードに備えることができ、様々なメリットがあることから人気があります。
きっと、どちらのICカードが備わったクレジットカードが優れているのか、比較したいと考えている方も居るのではないでしょうか?
SuicaとPASMOはどちらも似た性能を持つ交通系ICカードです。
そのため、どちらのICカードを備えたクレジットカードを持っても、特に違いはないと思ってしまう方が多いことでしょう。
しかし、Suica付帯・Pasmo付帯のクレジットカードには、その性能に大きな違いがあります。
その違いを比較せず選んでしまうと、自身に合った最適なクレジットカードを入手できないかもしれません。
そこで今回、SuicaとPASMOが付帯したクレジットカードは、どちらが優れているのか徹底比較!
各々の違いを始め、どちらのクレジットカードが優秀なのか紹介します。
また、Suica付帯・PASMO付帯のおすすめクレジットカードも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
SuicaとPASMOの違いを比較!
上述した通り、SuicaとPASMOを比較してみると、基本的には同じような性能を持っていることが分かります。
相互間利用も可能なうえ全国的に使えることから、使用で困ることは基本的にありません。
また下記の比較表通り、チャージの上限額も同じです。
Suica | PASMO | |
---|---|---|
1回のチャージ上限 | 最大10,000円 | |
総チャージ上限 | 最大20,000円 |
このように、似た性能を持つSuicaとPASMO。
しかし、この2つにも小さな違いがあるので、その点を比較してみましょう!
違う点1:発行会社
2つを比較すると、以下の通り発行会社の違いが分かります。
- Suica:JR東日本
- PASMO:株式会社PASMO
発行会社に違いはありますが、それによって使用上で困ることは基本的にありません。
そのため、比較をしてみたものの、特に気にしなくても問題ないでしょう!
違う点2:モバイル対応の機種
以前までは、モバイル対応しているのがSuicaのみだったため、利便性を考えるとPASMOと比較してSuicaのほうが優れていました。
しかし、2020年3月18により、PASMOもモバイル版アプリの提供を開始。
Suicaと同じく、改札を通る際にわざわざICカードを準備する必要がなくなり、スマートフォンをかざすだけで通過できるようになりました。
ただ、モバイルに対応しているSuicaとPASMOには決定的な違いがあります。
それが、モバイルSuicaとモバイルPASMOでは、対応している機種(スマホ)が異なる点です。
Suica | PASMO | |
---|---|---|
対応機種(スマホ) | iPhone・Android | Android |
比較表の通り、モバイルPASMOは現在、「Android」版のアプリしか提供していません。
しかも、Androidのスマホを持っていたとしても、モバイルPASMOを利用できるのは「おサイフケータイ(*注)」機能が付いているものだけ。
(*注: おサイフケータイとは、ICチップが埋め込まれていることにより、非接触で決済を実現できる機能のことです)
それ以外のAndroidスマホには対応していないため、利用できる機種が大きく限られてしまいます。
一方でモバイルSuicaの場合、Androidだけではなく、iPhone版のアプリも提供しています。
モバイルPASMOと比較して、より多くのスマホユーザーが利用できるというメリットが存在。
なので、モバイル対応のところを比較すると、Suicaのほうが一歩秀でていると言えるでしょう。
クレジットカードの比較表を紹介!
SuicaとPASMOの細かな違いについて分かったところで、これらのICカードが付帯するおすすめのクレジットカードを比較表にて紹介します!
ビックカメラSuicaカード | JRE CARD (Suica定期券付) | ビュー・スイカリボカード | ANA To Me CARD PASMO JCB | To Me CARD Prime PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | |
---|---|---|---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ICカードの種類 | Suica | Suica | Suica | PASMO | PASMO | PASMO |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
年会費 | 524円(実質無料) | 524円(初年度無料) | 永年無料 | 2,000円(初年度無料) | 2,000円(初年度無料) | 1,000円(初年度無料) |
定期券 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
国際ブランド | VISA / JCB | VISA | VISA / JCB / Mastercard | JCB | VISA / Mastercard / JCB | VISA / Mastercard |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 準備中 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 準備中 |
比較表の通り、交通系ICカード付帯のクレジットカードは、基本的にポイント還元率が0.5%とそこまで特徴的ではありません。
しかし、Suica付帯のクレジットカード「ビックカメラSuicaカード」のみ、1.0%と比較的高いポイント還元率を誇っています!
基本ポイント還元率が高いだけでなく、ポイントアップシステムも充実しており、なんと最大で11.5%ものポイント還元率を実現可能!
そのため、ポイント還元率でSuica付帯のクレジットカードを選ぶなら、ビックカメラSuicaカードがおすすめです。
また、PASMO付帯のクレジットカードでポイント還元率を比較してみると、全て0.5%という平凡な数字であることが分かります。
ただ、「ANA To Me CARD PASMO JCB」は、オートチャージ利用時・定期券購入時に1.0%と高いポイント還元率を実現できます。
なので、PASMO付帯のクレジットカードの中でポイント還元率をもとに比較するなら、ANA To Me CARD PASMO JCBを検討してみてはいかがでしょうか?
そして、年会費の項目を比較してみると、Suica付帯・PASMO付帯のクレジットカードは、金額に大きな違いがあります。
Suica付帯のクレジットカードは「0円~524円」の年会費なのに対して、PASMO付帯のものは「1,000円~2,000円」程度になります。
約500~2,000円の違いがあるので、コスパを最優先に選びたい方は、Suica付帯のクレジットカードを検討したほうが良いでしょう。
おすすめのクレジットカード2枚を紹介!
それでは、上記の比較結果をもとに、Suica付帯のおすすめとPASMO付帯のおすすめクレジットカードを1枚ずつ紹介します。
驚異のポイント還元率!「ビックカメラSuicaカード」
- 最大11.5%のポイント還元率を実現可能!
- 年会費は初年度無料!翌年度以降も年に1回の利用で無料!
- 低年会費ながら国内外で使える旅行傷害保険も付帯!
まず、Suica付帯のクレジットカードでおすすめの1枚として紹介するのが、「ビックカメラSuicaカード」です。
このクレジットカードは、ポイント還元率に特徴がある1枚。
基本ポイント還元率は1.0%なことに加え、なんと最大で11.5%もの数値を実現できます!
このクレジットカードで最大11.5%のポイント還元率を実現する方法は、非常に簡単。
Suica機能にお金をチャージして、ビックカメラで買い物をするだけで最大11.5%ものポイント還元率を実現できます。
最大還元率になる状況は限られているものの、ビックカメラで買い物をする方にとって最適なクレジットカードです。
電化製品以外に日用品なども販売されているので、このクレジットカードを入手したら、ぜひビックカメラで買い物をしてみてください!
さらに、このSuica付帯のクレジットカードは、年会費が比較的安いところも魅力的です。
基本的には524円の年会費が掛かるのですが、年に1度でもこのSuica付帯のクレジットカードを利用すれば、無料にすることが可能!
なので、コスパを求める方にも、おすすめのクレジットカードとなっています。
驚異的なポイント還元率を実現できたり、実質的に年会費を無料にできたりと、様々な魅力を持つビックカメラSuicaカード。
Suica付帯のクレジットカードを探している方は、ビックカメラSuicaカードを優先的に比較してみてはいかがでしょうか?
様々な機能がこれ1枚に!「ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード)」
続いて紹介するのは、PASMO付帯のおすすめクレジットカード「ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード)」です。
このクレジットカードは、「PASMO機能・クレジット機能・定期券機能」といった3種類もの機能をこれ1枚に集約。
PASO機能だけでなく、定期券機能も備えていることから、電車をよく利用する方に最適なクレジットカードとなっています!
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード)が持つ最大の魅力は、3種類ものポイントを貯められるところです。
このPASMO付帯のクレジットカードで貯められるポイントは、以下になります。
- メトロポイント
- ANAマイル
- OkiDoki ポイント
上記の中でも、電車をよく利用する方にとって、最も重要なのが「メトロポイント」を貯められる点です。
メトロポイントとは、東京メトロを利用したり、定期券を購入したりすることで貯められるポイントのこと。
東京メトロの利用で貯める場合、1乗車当たり平日は5ポイント、土日祝日は15ポイントを獲得することができます。
貯めたメトロポイントは、10ポイントから交換でき、PASMOに10円分としてチャージすることが可能です。
そのため、PASMOをよく利用する方であれば、日々の電車運賃を比較的お手軽に節約できることでしょう!
その他にも、ANAマイルが貯められたり、旅行傷害保険を付帯していたりと、万能な性能を持つANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード)。
PASMO付帯のクレジットカードを検討している方は、ぜひANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカ一般カード)を比較してみてください!
おすすめはまだまだ存在!
今回は、Suica・PASMO付帯のクレジットカードを比較しました!
比較した結果、おすすめのクレジットカードも紹介したので、どれが良いか分からない方は、ぜひ紹介した2枚を検討してみてください!
とはいえ、当サイトとしてはSuicaが付帯しているクレジットカードを、優先的に比較することをおすすめします。
これは、比較表でも紹介した通り、Suica付帯のクレジットカードのほうが、低年会費且つ高性能なものが多いからです。
Suica・PASMOの性能自体には違いがあまりないため、付帯しているクレジットカードを比較するなら、Suica付帯のものを確認してみてはいかがでしょうか?
もし、Suica付帯のクレジットカードをもっと比較したいという方が居たら、当サイトの「Suica付帯クレジットカードランキング」を参考にしてみてください。
Suica付帯クレジットカードランキングでは、特に優れた性能を持つものばかりを厳選して徹底比較。
その上で、おすすめのクレジットカードをランキング形式で紹介しているので、きっとあなたにぴったりな1枚が見つかるはずです!