クレジットカード作成時の関門「在籍確認」を乗り越えよう!
クレジットカードの審査では、在籍確認というものを行います。
「クレジットカードを作るときに在籍確認が行われると聞いた」
「それって何のこと?具体的には何をどう見られるの?」
ということが気になり、クレジットカードを申し込めない方もいるのでは?
今回は、クレジットカードの審査時に行われる「在籍確認」について解説します。
クレジットカードの在籍確認は、決して怖いものではありません!
これからクレジットカードを発行する方の心理的なハードルが下げるお手伝いができれば幸いです。
なぜ在籍確認は行われるの?
クレジットカード発行会社の1つ「三井住友」では、在籍確認を以下のように説明しています。
「在籍確認」というのは、クレジットカードを作成する際に、クレジットカード会社が申込者の勤務先などへ、本人確認のために在籍を確認することです。
参照サイト:クレジットカードの三井住友カード
クレジットカード会社が在籍確認を行う理由は、「クレジットカードの申請者に利用代金を返済するだけの能力(=収入)があるか」を確かめるためです。
クレジットカードは、後払いシステムを採用した決済ツールのため、手元に現金がなくても買い物が可能。
そのため、誰にでも発行すると返済を踏み倒してしまう人が出てくる可能性があります。
そうなると、クレジットカード会社にとって大きな痛手となるのは間違いありませんよね?
そこで、「申告された勤務先で働いているかどうか」「定期的な収入を得ているか(=返済能力があるか)」を調べるため、クレジットカード会社は在籍確認を行うのです。
必ずしも行われるわけではない!
在籍確認は、必ず行われるわけではありません。
なぜかといえば、在籍確認はクレジットカード会社にとって手間のかかる作業だからです。
クレジットカード会社には、毎日たくさんの方から申し込みがあります。
CMやインターネットで広告を出している企業なら、尚更クレジットカードの申し込みがあります。
それと比べ、日本の人口は1億3,000人を超えていますから、1日の申し込み件数は計り知れないですね…。
そういった中で、1人1人に在籍確認を行っていたのでは、とてもじゃないですが時間が足りません。
そこで、申込者の中からある程度絞って在籍確認を行っているのです。
気になる内容を会話例をもとにチェック!
仮に在籍確認を行われる場合、どのようなことが聞かれるのでしょうか?
在籍確認で訊かれる質問内容を、会話例を基に見てみましょう!
例:会社で申込者本人(あなた)が電話に出たとき
- もしもし
- もしもし。
私大沢(仮名)と申しますが、〇〇様(あなた)はいらっしゃいますか? - はい、私ですが。
- 失礼いたしました。
改めまして、私▲▲クレジットカードの大沢と申します。
〇〇さま、ご本人様確認のためにお名前フルネームと生年月日をお伺いしてもよろしいでしょうか? - はい、〇〇、19XX/XX/XXです。
- ありがとうございます。確認は以上となります。
後ほど審査結果をお送りしますのでご確認くださいませ。
お忙しい中ご対応ありがとうございました。
申込者本人が電話に出た場合、本人確認のため以下のことを確認されます。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 連絡先
電話口が申込者本人であると分かれば、その会社に在籍していることも確認できますので、その時点で在籍確認は終了となります。
拍子抜けするほどあっさり終わってしまいますよ。
例:社内にいる他の人が電話に出たとき
- もしもし
- もしもし。
私大沢(仮名)と申しますが、〇〇様(あなた)はいらっしゃいますか? - 〇〇は、ただいま席を外しておりまして…。
- それでは改めて、こちらからご連絡させていただきます。
失礼いたします。
社内にいる他の方が電話に出ても、「あなたが会社に在籍していること」が分かれば、その時点で在籍確認は終了となる場合がほとんどのようです。
根掘り葉掘り、あなたの個人情報を聞くことはありません。
問い合わせのように、自然にかけてきますので安心してくださいね。
クレジットカードの申請で嘘を付くのは御法度!
在籍確認は、怖いものではありません。
しかし、働いてもいないのに虚偽の職場を書いてしまうと、在籍確認があった場合にバレてしまいます。
虚偽の記載が発覚した場合、当然ですが審査に落ちますし、発行後に発覚した場合は利用停止になる可能性も高いです。
そのため、軽い気持ちで虚偽の記載をするのは絶対にやめましょう。
在籍確認を通過すればクレジットカードGETは間近!
在籍確認が行われるタイミングは、一般的に「審査の可否を出す直前」が多くなっているようです。
そのため、在籍確認に通過すれば、お目当てのクレジットカード発行は間近と考えて良いでしょう。
もしも、在籍確認が不安なあまり、クレジットカードの申請がまだできていないという方は、今一度作るクレジットカードを検討してみてはいかがですか?
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