比較ランキング!マイル還元率が高い法人カードを紹介!
マイルを法人カードで貯めたい方に向け、法人カードのマイル比較ランキングを紹介します!
飛行機を利用する方だと、マイルの貯まる法人カードを探していることもあるでしょう。
しかし、どの法人カードを選べば良いか、比較方法が分からず困っているのでは?
マイルを貯めやすい法人カードを探すときは、まずマイル還元率の比較は大前提。
そのうえで、対象の航空会社だったり、ポイント還元率だったりの比較も大事になります。
これに加え、せっかくなら旅行保険やトラベルサービスも比較するに越したことはありません。
そのため、実はマイルの貯まりやすい法人カードを探すのは、とても大変なのです!
そこで、今回は法人カードを多角的に比較し、マイルを貯めるのに最適な法人カードを厳選。
その厳選した法人カードで、ランキングを作成しました!
マイル還元率を始め、備えてあると嬉しいサービスも比較したうえで厳選したので、ランキングで紹介する法人カードをぜひ検討してみてください!
マイルが貯めやすい法人カード比較ランキングBEST5

マイル還元率 | ANA0.3% JAL最大1.125% | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 20,000円 | マイル移行上限 | JAL年間 150,000マイル |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 | 空港ラウンジサービス | 世界約1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能(プライオリティパス) |
マイル還元率の高い法人カード比較ランキング第1位は、JALマイル還元率が高いことで有名な「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード※」です。
※以下、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと記載。
気になるJALマイル還元率は、驚異の最大1.125%!
これほどの還元率は、他の法人カードと比較してもなかなかお目に掛かれないため、マイルを貯めたい方にうってつけです。
そして、この法人カードには、旅行傷害保険が海外で最高1億円、国内では最高5,000万円も付帯します。
旅行や出張で飛行機を利用する方にとって、これだけ高額の保険が付帯していれば安心感が違うことでしょう。
それだけなく、世界1,200ヶ所以上にある空港ラウンジが利用可能なプライオリティパスを無料で発行可能。
ゴールドランクの法人カードで利用できる空港ラウンジと比較しても、こちらの方がワンランク上の待遇を受けられるため、搭乗までの待ち時間をより快適なものにしたい方におすすめです。
そんなセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、年会費が20,000円と、同ランクの法人カードと比較してリーズナブル。
しかも、年間200万円以上利用すると、翌年会費が半額になるため、比較的コスパに優れた法人カードとなっています!
JALマイル還元率が最大1.125%とトップクラスの値を誇っているだけでなく、旅行傷害保険が比較的充実していたりプライオリティパスが付帯していたりするセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス。
JALの飛行機をよく利用するビジネスマンの方は、この法人カードを導入してお得にマイルを貯めてみてはいかがでしょうか?

マイル還元率 | ANA最大1.0% その他14社最大0.8% | ポイント還元率 | 0.3% |
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年会費 | 31,000円 | マイル移行上限 | 年間80,000マイル (ANA40,000マイル) |
旅行傷害保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高1億円 | 空港サービス | 国内28空港 海外1空港(ハワイ) |
法人カードのマイル還元率比較ランキング第2位は、「アメックス・ビジネスゴールド」となります。
この法人カードのマイル還元率は0.5%と、他の法人カードと比較するとそこまで高くはありません。
しかし、「メンバーシップ・リワード・プラス」という年会費3,000円のサービスに登録するだけでマイル還元率がアップ!
このサービスに登録すると、なんとANAマイル還元率が最大1.0%に変わります!
さらに、世界の主要航空会社14社のマイルにも還元率最大0.8%で移行できる優れものです!
ただ、3,000円は少し高い…と思う方もいることでしょう。
しかし、このサービスはマイルを交換したい年だけ入会することも可能なので、毎年払う必要はありません!
特に飛行機を利用する年だけ入会すれば、経費を抑えながら、より多くのマイルを貯めることができるでしょう。
そして、旅行傷害保険に関しては、比較ランキング第1位の法人カードと同等のものが受けられます!
その内容は、海外最高1億円、国内最高5,000万円という充実っぷり。
プラチナランクと比較しても劣ることのない手厚い旅行傷害保険は、この法人カードの強みです。
そんなアメックス・ビジネスゴールド、国内外29ヶ所の空港ラウンジを、法人カード所持者と同伴者1名が無料で利用可能。
通常の待合所と比較すると、ラウンジは空港内の混雑から解放されるため、搭乗前に疲れを溜めたくない方に嬉しいサービスとなります!
最高クラスのANAマイル還元率を実現できるだけでなく、プラチナランク級の旅行傷害保険が付帯しているアメックス・ビジネスゴールド。
年会費は31,000円と比較的高額なものの、それ以上の価値がある法人カードとなっているため、ぜひ導入を検討してみてください!

マイル還元率 | ANA最大0.66% JAL最大0.55% | ポイント還元率 | 最大1.1% |
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年会費 | 2,000円 初年度無料 | マイル移行上限 | 年間150,000マイル |
旅行傷害保険 | 国内:最高1,000万円 海外:最高2,000万円 | 空港サービス | 国内32空港 海外2空港(ハワイ・韓国) |
今回の法人カード比較ランキング第3位は、「オリコExGold for Biz」です。
この法人カードは、マイルに交換するのに必要となるポイントの還元率が最大1.1%と、実は比較ランキングの中ではトップ。
さらにマイル還元率も、ANAが最大0.66%、JALが最大0.55%と、人気ある航空会社のマイルを比較的貯めやすくなっています。
そして、この法人カードにも、もちろん旅行傷害保険が備わっています。
この法人カードに付帯する旅行傷害保険は、海外の場合最高2,000万円、国内の場合最高1,000万円というものです。
上の2枚と比較すると見劣りしてしまうものの、ある程度のトラブルにはしっかりと対応できることでしょう。
また、この法人カードが持つ魅力の1つとして挙げられるのが、非常に低年会費なところ。
ゴールドランクなのにもかかわらず、年会費は2,000円となっているため、コストをあまり気にせず導入できるのが魅力です。
今回紹介する法人カード5枚を比較して、最もコスパが優秀であるオリコExGold for Biz。
マイルもしっかりと貯められるため、コスパに優れた法人カードを導入したい方は、オリコExGold for Bizをおすすめします。

マイル還元率 | ANA0.5%/JALなし | ポイント還元率 | 1.0% |
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年会費 | 12,000円 | マイル移行上限 | 月間20,000マイル |
付帯保険 | 国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 | 空港サービス | 世界約1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能(プライオリティパス) |
法人カードのマイル比較ランキング第4位として紹介するのが、「楽天ビジネスカード」です!
この法人カードは、「楽天プレミアムカード」というクレジットカードの所持によって導入ができる珍しい1枚。
ポイント還元率が常に1.0%と法人カード業界のなかでも高い数字を誇っています。
そして、マイル還元率は、ANAが0.5%と標準的な数値です。
一見、飛行機の利用が多い方におすすめの法人カードには思えませんが、楽天ビジネスカードには非常に魅力的な特徴が備わっています。
それが、楽天ビジネスカードの導入に必要な楽天プレミアムカードに、プライオリティパスの無料発行サービスが付帯している点。
比較ランキング第1位の法人カードと同様に、世界約1,200ヶ所以上の高級空港ラウンジが利用できます!
また、楽天プレミアムカードには、旅行傷害保険も付帯!
その内容が、国内外最高5,000万円もの補償が受けられるというものなので、出張が多い方にもおすすめの1枚です。
しかし、この法人カードには大きなデメリットがあります。
それが、何度もお伝えしている通り、楽天プレミアムカードの所持が必要であるところ。
楽天ビジネスカードの年会費2,000円に合わせて、楽天プレミアムカードの年会費10,000円も支払わなければいけないため、合計12,000円の費用が掛かってしまいます。
この法人カードのみの年会費であればリーズナブルなのですが、実際はそうではないため、あまりお得さは感じられないことでしょう。
さらに、2枚分のカードを所持する必要があるということは、2回審査に通らなければいけないということです。
一般的な法人カードを導入するよりも比較的手間がかかるため、当サイトとしてはあまりおすすめできません。
ただ、旅行傷害保険の手厚さやプライオリティパスの無料発行サービスなど、魅力が全くないわけではないので、手間を惜しまないという方は導入を検討してみても良いでしょう。

マイル還元率 | ANA0.3%/JALなし | ポイント還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
年会費 | 1,250円 初年度無料 | マイル移行上限 | なし |
付帯保険 | 国内:なし 海外:最高2,000万円 | 空港サービス | なし |
法人カードのマイル比較ランキング第5位は、「三井住友ビジネスクラシックforOwners」です。
この法人カードは、ある方法を使うことでマイル還元率が比較的高い数値になります。
三井住友ビジネスクラシックforOwnersのマイル還元率は、基本的に0.3%です。
平均的な法人カードのマイル還元率が0.5%程度と言われているため、お世辞にもこの数値が優れているとは言えません。
しかし、「マイ・ペイすリボ」というリボ払いのサービスを利用することにより、このマイル還元率を引き上げることが可能!
上昇後のマイル還元率は0.6%となるため、平均以上の値を実現することが出来ます。
そのため、飛行機を頻繁に利用する方であれば、この法人カードを導入することにより、比較的楽に経費削減が図れることでしょう。
ただ、マイル還元率を引き上げるためには、支払いをリボ払いにする必要があります。
リボ払いにすると、手数料などのコストもかかってくるため、人によってはリボ払いにかける費用のほうが高いといったこともあるかもしれません。
なので、高いマイル還元率を実現できる法人カードを導入するなら、上の4枚から選ぶことをおすすめします。
そんな三井住友ビジネスクラシックforOwnersは、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しています。
また、年会費1,250円という低価格でビジネスサポート関連のサービスも充実しているため、維持コストが比較的低い法人カードを入手したい方は、三井住友ビジネスクラシックforOwnerの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
法人カードでマイルを貯める方法とは?

マイルを貯めるのに最適な法人カードのランキングは、いかがでしたか?
飛行機を頻繁に利用するビジネスマンの方は、ぜひ比較ランキングから選んでみてください!
ここからは、法人カードでマイルを貯めたい方に向け、必要な基礎知識からおすすめの選び方・比較項目を紹介します。
まず、法人カードで貯められるマイルの基礎知識から。
法人カードのマイルの貯め方には、大きく分けて二つの方法があります。
ショッピング | 法人カード利用で貯めたポイントをマイルに移行する方法。 |
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フライトマイル | 飛行機に搭乗することでマイルを貯める。 (基本的に、航空会社が発行する法人カードのみの方法) |
ショッピングマイルは法人カードで買い物をした際に、利用額に応じてマイルが貯まる方式です。
この場合基本的には、「カードを利用してポイントを貯める」⇒「貯まったポイントをマイルに移行する」という流れで、マイルを貯めることが可能になります。
比較ランキングで紹介している法人カードもほとんどがこの方式です。
しかし、比較ランキング1位のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのJALマイルのように、直接貯められる法人カードも中にはあります。
マイルが直接貯められる法人カードは、「還元率が高い」・「ポイントの有効期限を気にしなくて良い」・「移行する手間が無い」といったメリットがあるので、効率的に貯めたい方におすすめです。
一方でフライトマイルというのは、飛行機に乗ればマイルが貯まっていく方式になります。
この方式は、基本的に航空会社が発行する法人カードが対応しているもので、飛行機の移動がメインでマイルだけを貯めたいという方に選ばれています。
法人カードを経費の支払いなどに利用することがメインになる方は、前者のショッピングマイルで貯めていく法人カードのほうがおすすめです。
経費の支払いに利用することにより、個人のクレジットカードと比較しても効率よくマイルが貯められるため、出張などで飛行機移動が多い方は重宝することでしょう!
重要な比較項目を一挙紹介!
マイル目的で法人カードを選ぶとき、何を比較すべきか分からないですよね。
冒頭でも解説した通り、マイル還元率以外にも比較すべきことは多々あります。
具体的には以下の4つを比較すると優れた法人カードを見分けられるので、ご紹介します!
- その1:マイル還元率の比較
- その2:対応する会社の確認
- その3:旅行保険の充実度
- その4:空港ラウンジサービス
その1:マイル還元率

法人カードのマイル還元率の計算方法は、サイトによって異なります。
当サイトでは、「マイル還元率」の定義を、利用額に対してどのくらいマイルが貯まるかで計算しています。
例をあげると、以下の通りです
- 1000円で1ポイント貯まる
- 1ポイントで5マイル貯まる
この場合、「マイル還元率は0.5%」として計算されます。
ちなみに、法人カードのマイル還元率はカード会社によってバラバラですが、平均的に0.5%程度になっています。
なので、よりお得にマイルを貯めたい方は「マイル還元率0.5%以上」を基準に法人カードを比較するようにしましょう!
その2:対応する会社の確認

法人カードでマイルを貯める際に比較するべきこととして挙げられるのが、「対応しているマイル」というものです。
法人カードによって対応している航空会社が異なり、ANA・JAL、もしくは違うマイルにも対応しているなど…さまざま。
比較ランキング2位で紹介している「アメックス・ビジネスゴールド」は、ANA・デルタ航空を含む15社に対応しており、還元率もメンバーシップ・リワード・プラスに加入することで最大1.0%~0.8%と高い数値を実現しています。
マイル移行の対応数でいえば他と比較しても抜群なため、様々な航空会社を利用する方は、この法人カードの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
また、マイルは複数の航空会社で貯めることも可能ですが、1つの航空会社に絞って貯めたほうがおすすめ。
なぜかというと、法人カードで得たポイントをマイルに移行する際は、「最低必要マイル数」が設定されていることもあるからです。
ポイントがこの設定数を超えないと、マイルに交換ができないどころか、有効期限が来てしまえばポイントを失効してしまうことになるので注意しましょう。
よって、マイルを貯める際は、1つの航空会社に絞ることで効率よくマイルが貯められ、無駄も少なくなるためおすすめです。
その3:旅行傷害保険の充実度を比較する

マイルを貯めたいと考えている方は、仕事などで海外に行ったり、飛行機での移動が多かったりすることでしょう。
そういった方の場合、法人カードに充実した旅行傷害保険が付帯しているか比較することをおすすめします。
そこで、旅行傷害保険を比較する際に確認してほしいのが、「疾病・傷害に対する補償額」と「自動付帯か利用付帯か」の2点です。
疾病・傷害に対する補償とは、事故にあったり感染症に罹ったりした場合にカバーしてくれる補償のこと。
特に海外出張時に事故などのトラブルに遭った際、とんでもない治療費を請求される危険性もあるので、法人カードを比較するなら「疾病・傷害」に対する補償額をしっかりと確認しておくようにしましょう。
そして、法人カードの旅行傷害保険を比較する際は、「自動付帯・利用付帯」といった付帯条件についても確認しておくことをおすすめします。
例えば、利用付帯の場合、旅行傷害保険を適用するためには、渡航費を当該法人カードで支払わなければいけません。
もし、出張する月に利用限度額いっぱいまで法人カードを利用していたとすると、出張費用を法人カードで支払えない可能性もあります。
そうなってしまうと、旅行傷害保険が適用されなくなってしまうため、人によっては注意が必要です。
一方で自動付帯の場合は、上記のような条件なく旅行傷害保険が適用されます。
法人カードを所持しているだけで安心を保証してくれるため、自動付帯の旅行傷害保険が付帯しているもの比較により見つけ出しましょう!
その4:空港ラウンジサービス

空港を頻繁に利用するビジネスマンのなかには、法人カードに「空港ラウンジサービス」が付帯しているか気になる方も多いのではないでしょうか?
同じマイル還元率で旅行傷害保険もさほど変わらない場合、空港ラウンジが利用できるのかが決め手となることもあるでしょう。
法人カードに付帯しているラウンジサービスは通常、国内の主要空港と海外の空港2ヶ所という内容になっています。
国内での移動が多い方はこのサービスでも十分かと思いますが、海外出張が多い方におすすめなのが「プライオリティパス」が無料で発行できる法人カードです。
プライオリティパスとは、世界1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジが利用できる通行証のこと。
このプライオリティパスで利用できる空港ラウンジでは、飲み物・軽食・スナック・インターネットサービスなど充実したサービスを提供しています。
ちなみに、プライオリティパスに直接申し込んだ場合は、約45,000円の年会費が掛かってしまいます。
しかし、プライオリティパスが付帯した法人カードを導入すれば、法人カード自体の年会費を支払うだけでよいためお得です。
比較ランキングで紹介した法人カードの中では、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」・「アメックス・ビジネスゴールド」・「楽天ビジネスカード*注」に付帯しているので、気になる方はぜひ詳細をチェックしてみてください。
注: 厳密にいえば、楽天プレミアムカードに付帯しています。
貯めるときの注意点は「3つ」もある!

マイルが貯めやすい法人カードを比較する際は、「マイル移行上限」・「ポイントの有効期限」・「マイル移行手数料」についても確認しておきましょう。
この3点に関しても、還元率と同様で法人カードによって異なるので、しっかりと比較することが大切です。
まず、ほとんどの法人カードには、マイルの移行上限が設けられているということを覚えておいてください。
もし、移行上限に達してしまうと、いくらマイルをたくさん貯めたいと思っても貯められなくなります。
なので、法人カードを比較する際は、自分が想定している利用額から得られるポイントと交換したいマイル数をあらかじめ計算して、それに合った移行上限を設けているか確認するようにしましょう。
また、マイルを移行する際には、ポイントの有効期限にも注意が必要。
マイル自体には3年の有効期限がありますが、法人カードのなかには1年でポイントの有効期限が切れてしまうものもあります。
せっかく貯めたポイントが無駄にならないよう、有効期限には注意を払って管理するようにしてください。
そして、法人カードによっては、マイルに移行する際に手数料が発生したり、有料のプログラムに加入する必要があったりするものも存在します。
有料プログラムに入ることによってマイル還元率が2倍になる法人カードもあるので、自分の利用額とプログラム参加費を計算してどちらがトータルで還元が多いか比較することをおすすめします。
航空券への交換が一番価値が上がる!

マイルはポイントと違って「1マイル=〇〇円」というのが設定されていません。
例えば、交換するのに15,000マイルが必要な航空券があるとします。
その航空券を現金で購入する場合、時期が早ければ最安値で約40,000円、通常時で約80,000円といったように価格が変動。
ただ、マイル交換によって獲得する場合は、一律15,000マイルでの入手が可能です。
これを計算すると、最安値の場合1マイル=2.6円、通常時だと1マイル=5.3円となり、1マイルの価値がバラバラであることが分かります。
〇〇円で表しにくいマイルですが、マイルの一番お得な使い方は航空券との交換です!
航空券のなかでも、距離が長いほど1マイルあたりの価値が大きくなります。
つまり、海外への移動が一番マイルの価値を上げられる方法となっています。
また、他にも座席のアップグレードや、商品・ギフト券などと交換することが可能。
航空券と比較すると1マイルの価値は落ちますが、必要マイル数は少なく済むので、中途半端なマイル数になってしまった場合や、有効期限が無い場合などは、こういった使い方を検討してみても良いかもしれません。
個人で利用して良いものなの?

法人カードで貯めたポイントは個人ではなく、法人に対して付与されるものとなっています。
しかし、法人カードで貯めたマイルに関しては個人に付与されるものであり、所有権は個人にあるとされています。
そのため、法人カードで獲得したマイルを個人が利用することに関しては法律上問題ありません。
ただし、会社によってはマイルの個人利用に対して、社内ルールなどに禁止する旨を明記していることもあります。
その場合、もし法人カードで獲得したマイルを個人利用すると、業務上横領罪となってしまう危険性もあるためしっかりと確認しておきましょう。
いずれにせよ、法人カードで貯めたマイルを無断で利用してしまうと、トラブルになってしまう可能性があります。
法人カードで貯めたマイルはあくまで会社の経費で貯まったものなので、会社との信頼関係や道徳的な面においても、個人で利用するというのは避けたほうが無難でしょう。
ランキングのおすすめ5枚を確認しよう!
法人カード名 | セゾンプラチナ ビジネス・アメックス | アメックス ビジネスゴールド | ANA法人 ワイドゴールドカード | EX Gold for Biz | JCB CARD Biz |
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券面 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
マイル還元率 | 1.125%(JAL) | 1.0%(ANA) | 1.0%(ANA) | 0.66%(JAL) | 0.3%(JAL) |
移行手数料 | 無料 | 3,000円(年間利用料) | 無料 | 無料 | 無料 |
移行上限 | JAL年間150,000マイルまで | ANA40,000マイルまで その他14社上限なし | 上限なし | JAL年間150,000マイルまで ANA上限なし | JAL15,000ポイントまで ANA上限なし |
年会費 | 20,000円 | 31,000円 | 19,000円 | 2,000円 | 1,250円 |
空港ラウンジ | プライオリティパスの無料発行 世界1,200ヶ所 | 空港ラウンジ 国内28ヶ所・海外2ヶ所 | 空港ラウンジ 国内30ヶ所・海外2ヶ所 | 空港ラウンジ 国内32ヶ所・海外2ヶ所 | – |
旅行保険 | 海外最高1億円 国内最高5,000万円 | 海外最高1億円 国内最高5,000万円 | 海外・国内最高5,000万円 | 海外最高2,000万円 国内最高1,000万円 | 海外・国内最高3,000万円 |
表の通り、マイル還元率が各法人カードによって異なるのはもちろんのこと、「旅行保険」や「空港ラウンジサービス」にも違いがあります。
空港ラウンジサービスの項目で特に目を見張るのが、セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」に付帯するプライオリティパスの無料発行サービスです。
※以下、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスと記載。
プライオリティパスとは、世界中にある約1,200ヶ所の高級空港ラウンジを利用するために必要な許可証のこと。
このプライオリティパスで利用できる空港ラウンジは、利用可能な数もさることながら、クオリティが非常に高いです。
よって、空港での待ち時間をよりストレスフリーにしたいなら、この法人カードの導入をおすすめします。
そして、旅行保険は、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」と「アメックス・ゴールドカード」が特に優秀です。
海外で最高1億円、国内で最高5,000万円も補償してくれる旅行保険が付帯していれば、もし出張中に事故に遭っても安心感が違うはず。
出張時の安心もしっかり保証したい方は、マイル還元率が高いだけでなく、これらのように旅行保険が手厚い法人カードを導入するようにしましょう。
他の法人カードランキングも要チェック!

今回は、法人カードをマイルの貯めやすさで徹底比較したことにより、導き出したおすすめの5枚をランキング形式で紹介しました。
紹介した法人カードはどれもマイルが比較的貯めやすいものばかりとなっているため、きっとあなた好みの1枚が見つけられたことでしょう。
とはいえ、マイルの貯めやすさ以外の項目もしっかりと比較してから、法人カードを導入したいと考えている方も居ることでしょう。
そんな方は、他にもある重要な比較項目をもとに、法人カードを比べてみてはいかがでしょうか?
そうすれば、よりあなたが求める性能を備えた法人カードに巡り合えるはずです。
もし、他の項目をもとに法人カードを比較したいと思っている方が居たら、当サイトの比較ランキングを参考にしてみてください。
比較ランキングでは、法人カードを様々な項目で徹底比較。
ポイントが貯めやすいものであったり、旅行傷害保険が充実しているものであったり、審査に通りやすいものであったりと、用意している比較ランキングは多岐にわたります。
それらの比較ランキングを参考にすれば、きっとあなたが導入したいと思える法人カードに出会えることでしょう!